個人が街をあげたフォトコンテストをしようとしたらこうなる
どーも、福岡の魅力を世界に発信する増田です!
最近写真共有アプリの台頭から、SNSでのフォトコンの企画も増えてきましたが、もしかしたらあなたもフォトコン企画を考えられたことがあるのではないでしょうか。
今日は今までのフォトコンの成功事例と
そのフォトコンにおける成功ポイントをご紹介。
またそれを踏まえた上で、個人事業主である私が、フォトコンを行おうとしたらこうなったというお話をします。
まずフォトコンテストのタイプですが、大きく分かれて2つあるように思えます。
①大手写真メーカーなどが開催する本気フォトコン
普段からこよなく写真を愛する愛好家の方々が、撮った渾身の作品を投稿するフォトコン。
中にはプロ中のプロも大勢いますから、ここで賞が取れれば間違いなくかなりの名誉になりますよね。
「富士フィルム」さんや「キャノン」さんなど、大手写真メーカーさんが開いているフォトコンはすごい写真がいっぱいです。
ただ富士フィルムさんは、ただプロ中のプロが撮った写真を集めるだけでなく、
より多くの方に新しい写真の楽しみを発見するきっかけにして頂くために一昨年に新設した「特別テーマ部門」は、写真を始めて間もない初心者の方、写真を趣味とされながらもフォトコンテスト未体験の皆様からも感性豊かな作品を多数ご応募頂き好評を得ております。
という言葉からわかるように初心者の方も含めた多くの方からご応募いただきたいという趣旨もあるようです。
投稿数が多ければ多いほど、その中から選ばれた入賞写真はより価値がありますし、
また初心者の方にもより写真に興味を持ってもらえるからでしょうか。
②街を盛り上げるため、誰でも参加できる街フォトコン
もう一つの大きなタイプは、市や県などが街を盛り上げるために開催することです。
なぜ街がフォトコンテストを開くのかというと、 当たり前ですが写真を投稿してもらうことによって、いろんな街のいい面が拡散されていくからでしょう。
それは何よりも街のアピールになります。
さあ、そんなフォトコンですが、もちろん成功するパターン、失敗するパターンに分かれます。
いろんなフォトコンを調べた中で、私が見つけた成功ポイントを3つご紹介します。
⑴キャンペーン内容やインセンティブがターゲットにマッチ。
おそらくこれが最大の成功ポイントな気がします。
例えばよくあるのが、賞品が一眼レフだというパターンです。
参加者は写真に興味有る方ばかりでしょうから、一眼レフがもらえるとなるとそれは欲しいに決まってますよね。
その他Amazonの商品券や、旅行券などはユーザーの興味指数は高いそうです。
なんと「どんな賞品が景品になってるとフォトコンに参加したくなるのか」という問いに対して、72.2%の人が商品券と答えたそうです。(データはこちら)
自分が誰に対してフォトコンを行いたいのか、そのターゲットが何に興味を持っているのか考えるのはすごく大事で、そのターゲットにあったインセンティブを作らないとですね。
⑵賞品以外のインセンティブ設計。
もちろんグランプリは50万円獲得!など賞金が高ければ高いほどいいですが、
あまり経済的とは言えません。
賞品の金額面だけに頼るのではなく、写真投稿したものが本になったりと、他のものでインセンティブを作ることもまた必要ですね。
例えば、こちら空想委員会さんが行った
「劇的な一枚で夏革命キャンペーン」
これはみんなが投稿するたびに投稿された場所の日本地図がヒートマップのように赤くなっていくという仕組みや、みんなの投稿が最後ミュージックビデオになるという仕組みがあり、投稿者のこの”バンドマンの一部になりたい”という思いをうまく駆り立たせたフォトコンテストです。
(もちろん、ある程度ファンがいないと成り立ちませんが。笑)
しかし、こんな本格的に作ってくれるのならば、嬉しい限りですよね!
空想委員会 / 劇的夏革命 Music Video (劇的なTweetで夏革命キャンペーン ver.)
⑶キャンペーン参加障壁の低さ
一般のマーケティングと違い、
ターゲットを絞りすぎず、夏らしい写真投稿やその街らしい写真投稿など、 誰でも参加できるということも重要な要素のようです。
またツイッターやインスタへのタグづけだけで参加出来るなど、参加しやすくすることも重要で、SNSのタグ文化が進んだ今、そのタグを利用したフォトコンテストも多く開催されています。
とまあ、ここまでザックリと成功ポイントなどについて説明しました。
私は現在個人事業主なのですが、上記に挙げた成功ポイントを基に
外国人向けフォトコンテストを開催しております。
はっきり言って個人が行なうことはほぼないように思えますが、
もし個人でやろうかなと思われた方が参考にしてください。
テーマはあなたが思う「これぞ福岡」フォトコンテスト
グランプリ獲得者はあなたが欲しいもの50,000円分何でももらえ、
また入賞作品は、観光客が作る観光マップ「Yoka Map」に掲載されます。
詳しくはこちら。
P.S
2日間徹夜してこのHPを仕上げたのですが、徹夜後にソフトボールをしていたら
朦朧としたところに打球が飛んできて、指を骨折しました。w
個人で街をあげたフォトコンテストを行おうとしたら指を骨折します。
お気をつけください。